ゲームをやめられない子どもにしたくない…我家のゲームに関する親子の取り決めをご紹介します

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こんにちは、トロです!

我家のゲームに関する親子の取り決めをご紹介したいと思います。わたしは教育学者でもないし、子育てのプロでもないのであくまでも「我家的」な話ですけど。我流ですが実際、この取り決めを徹底させることで我家の子どもは「ゲームをやめて」と言えばすぐに手を止めることができる子どもになっています。

我家のゲームに関する取り決め

いきなりですが、我家では子どもとゲームに関する取り決めをいくつか設けています。

  1. ゲーム機はお父さんのものです
  2. タイマーを使ってプレイ時間管理
  3. 10分プレイしたら休憩、例外は認めない
  4. 保護者が見えるところでゲームをさせる
  5. 「死ね」「殺せ」などという粗野な言葉は使わない

この5点です。以下で内容を説明します。

1 – ゲーム機はお父さんのものです

いや、まぁお父さんじゃなくてお母さんでもいいんですが。とにかく「ゲーム機本体を子どもの所有物にしない」と決めたところがポイントです。子どもにゲーム機本体を与えてしまうと、保護者が子どもとゲームの関係をコントロールできなくなります。決めたルールを守れない時はわたしが「ゲーム機を貸さない」という強権を発動することでゲームをさせないようにするのです。ゲームのソフトは子どもたちの所有物にしています。ソフトだけではゲームはできないので。

2 – タイマーを使ってプレイ時間管理

100円ショップなどに行って子どもに好きなタイマーを選ばせました。アラーム付きのカウントダウンタイマーです。そして子どもが自分で選んだお気に入りのタイマーでゲームのプレイ時間の管理をさせます。ゲームを始める時にタイマーをスタートさせ、ピピピッとアラームが鳴ったらゲーム機から手を離す − この動作を親子の約束にしています。

3 – 10分プレイしたら休憩、例外は認めない

ゲームを休憩するアラームが鳴ると、子どもがこんな言い訳をしたことがあります。「ボスバトルだから止められない」「今止めると敵にやられちゃう」など。特に、ゲームをよく知らないお母さんに知っていて欲しいのですが、ほとんどのゲームは途中で止めることができます。ニンテンドー3DSなら、パタンと畳んで閉じてしまえばいいんです。開けばまたゲームは再開できます。子どもにもそのことは説明しています。言い訳が効かないことを知っているので、我家では10分を知らせるアラームが鳴ったらゲーム機から手を離す習慣になっています。1つの例外を認めるとたくさんの例外ができてしまい、ルールが形骸化します。だから10分経過を告げるアラームが鳴ったら、絶対にゲーム機から手を離させるのです。まずゲーム機から手を離させる、話はそれから聞けばいいんですから。

4 – 保護者が見えるところでゲームをさせる

ゲームは保護者が管理できる状態でなければ子どもにさせません。お友だちが来て一緒にゲームをするときも必ずリビングでさせています。そしてお友だちも我家のゲームルールに従ってもらいます(ルールに従えないお友だちは帰ってもらうくらいの毅然とした態度で接しています)。

5 – 「死ね」「殺せ」などという粗野な言葉は使わない

子どもがそんな言葉を使ってゲームするの、気持ち悪いを通り越して恐ろしいじゃないですか。まぁ普段から少なくとも家庭内では粗野な言葉はわたしも使わない&子どもにも使わせないようにしています。

子どもたちの声

トロ
うちのゲームルールってどうよ?厳しい?
息子(中1)
はじめっからこんな感じだしなんとも思わん。むしろズーッとゲームし続けてる子を見ると「この子大丈夫かな…」って心配になる。
トロ
ゲーム、楽しい?
息子(中1)
そりゃ楽しいさ。おもしろいもん。けどおもしろいけん歯止めが効かんのも分かっとう。タイマーが無かったら絶対やり続けると思う。
トロ
ルール、変えて欲しい?
息子(中1)
厳しくするのはマジ勘弁。このままのルールならかまわんよ。

ルールを緩くして欲しいのが本音だろうなとは思いますが、さすが中学生にもなると客観視することができるようになるのか「ゲームのし過ぎを防ぐためにルールは必要」と思ってくれているようです。我家の場合は最初っからこのルールだったので、途中からルールを設けた場合は子どもがどんな反応を示すかわからない…。

弱気にならないで

よく、「10分間じゃほとんどゲーム進められないでしょ? モンハンとか途中でやめられないでしょ?」とか言われるんですけどね。ゲームのプレイ時間とかよりもまず根本的な話として、子どもの成長にゲームは必須ですか? むしろゲームなんていらなくないですか? だからプレイ時間の議論には興味がありません。

「ゲームがないと友だちと遊べなくなっちゃってかわいそう」っていうのは子どものプレッシャーに押し切られた弱気な保護者の言い訳ですよ。そんなものがなければ繋がれないような関係は長く続かないと思っています。あ〜、これってスマホも同じですね。

ゲームを中断することができなくて、帰る時間なのに夢中でゲームを続ける子がいます。私の価値観では、こういう子は見ていて辛いです。

ルールはそれぞれのご家庭の事情でできるでしょうけど、保護者が弱気になるとルールを歪めてしまいます。歪めたルールはもう機能しません。

まとめ

少々厳しいのかなとも思いますが、これが我家のゲームに関する取り決めです。最初にも書いたとおり、我家の子どもは「ゲームをやめて」と言えばすぐに手を止めることができる子どもになっています。だから悪い結果にはなっていないと思います。タイマーは学習時間を計るのにも使えます。ゲームに限らず学習もお風呂も睡眠もカップラーメンも時間管理が大事です。ゲームという子どもが大好きなことで「時間」の概念をしっかり持たせることができているような気もします。

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